公開日: 2026.10.31 / 最終更新日: 2026.10.31

Shopifyストア分析の見方|主な指標の意味と週1回の読み方

Shopifyのストア分析の見方を、純売上高・セッション・コンバージョン率・平均注文金額などの定義、使えるレポートとプランの差、GA4や入金と数字が合わない理由、レポートが見れない時の確認点、週1回の読み方の順に示します。

机の上に大きなそろばんが立ち、横向きの3本の軸に通した珠が軸ごとに青・藤・橙に色分けされて左右に寄せられ、隣に小さな店構えを背にした担当者が真ん中の軸の珠を指さして読み取っている情景イラスト

Shopifyのストア分析は、管理画面の「ストア分析」にある概要ダッシュボードで全体の動きを見て、動いた数字のカードから「レポート」へ降りて理由を探す、という2段で読みます。売上(純売上高)はおおよそ「セッション×コンバージョン率×平均注文金額」に分けられるので、先週より売上が下がったら、3つのうちどれが下がったかを見て、その数字に対応するレポートを1つ開きます。各指標の定義はShopifyのヘルプセンターに計算式つきで載っています。GA4や入金額と合わないのは数え方が違うためで、多くは不具合ではありません。また、2026年9月21日から23日にかけてセッションの測定方法が更新されたため、この時期をまたいでセッションやコンバージョン率を比べるときは注意が要ります。

管理画面を開けば数字は並んでいるものの、どれを毎週見ればよいのか、GA4とどちらの数字を使えばよいのか、スタッフの画面にはなぜレポートが出ないのか、で手が止まるEC担当者は多いはずです。以降は、画面の構成、主な指標の意味、売上を3つに分けて読む方法、使えるレポートとプランで変わる範囲、数字が合わない理由、レポートが見れないときの確認点、少人数チームでの週1回の読み方の順に書きます。GA4側の設定はGA4のECサイト設定|eコマース計測を入れる順番と確認方法に書いたので、ここではShopifyの標準機能の読み方に絞ります。

ストア分析の画面構成|概要ダッシュボードとレポートの2層

Shopifyの管理画面で分析に使う場所は、大きく3つあります。ヘルプセンターの説明をもとに、それぞれの役割を並べます(2026年10月時点)。

  • 概要ダッシュボード(「ストア分析」ページ):売上、セッション、フルフィルメントの主な指標が、指標カードとして並ぶ画面。データは約1分以内に更新され、開いたときの期間は過去90日間。カードは追加・削除・並べ替えができ、カードの名前を押すと対応するレポートが開く
  • レポート(「ストア分析」>「レポート」):1つの指標を、グラフと詳細な表で掘り下げる画面。指標・ディメンション・絞り込みを変えて、カスタムレポートとして保存できる
  • ライブビュー:オンラインストアを利用している場合に、今この時間の訪問や注文の動きを見る画面。セール初日や配信直後の様子を見るのに使う

概要ダッシュボードの上部には、日付範囲、比較、通貨のメニューがあります。比較では「前の期間」や「前年」を選べ、各カードに前回の期間からの変化率が出ます。期間は「先週」のように動くローリング期間と、日付を固定した期間のどちらでも指定できます。今日を含むローリング期間を選ぶと、進行中の期間には現在の傾向をもとにした予測が表示されるため、週の途中の数字を確定値と取り違えないようにします。

ダッシュボードの上部に出る「インサイト」は、売上やセッションの上昇・下降、上位の商品や地域の入れ替わりといった変化を、Shopifyが自動で文章にして示す機能です。ヘルプセンターによると、インサイトは過去6か月間で週平均10件以上の注文があるストアに対して毎日生成され、1日に最大5件、24時間で期限切れになります。注文が少ないストアで何も出ないのは、この条件を満たしていないためです。

主な指標の意味|売上・集客・顧客の数字をどう読むか

ストア分析の指標名は似たものが多く、「売上」と書かれた数字がいくつもあります。どの数字に何が含まれるかは、ヘルプセンターの「ストア分析のデータポイント(フィールド)のリファレンス」と販売レポートの用語集に計算式で書かれています。週次で使う主な指標を表にしました。

指標ヘルプセンターの定義・計算式読むときの注意
総売上高ディスカウントや売上の取り消しが考慮される前の販売収益。商品の価格×数量保留中・キャンセル済み・未払いの注文も含む。テスト注文と削除した注文は含まない
ディスカウント販売収益から割り引かれた金額注文全体にかかる割引は、その注文の商品ごとの売上に比例して配分される
売上の取り消し返品、キャンセル、注文の編集など、マイナスの金額になる注文の調整取り消しを処理した日にマイナスとして計上され、元の注文日の数字は変わらない
純売上高総売上高 − ディスカウント − 売上の取り消し商品の売上として毎週追う基本の数字
販売合計純売上高+追加料金+チェックアウト手数料+関税+配送手数料+税お客様が支払った総額に近い数字。税と送料を含むため純売上高より大きくなる
注文数特定の日付に行われた注文の数注文の編集で後から追加した商品は注文数量に含まれない
平均注文金額(総売上高 − ディスカウント)÷ 注文数注文後の返品や編集は差し引かない。純売上高を注文数で割った値とは一致しない
セッションオンラインストアへの訪問の数。30分間操作がないと終了する2026年9月21〜23日の更新で数え方が変わった(後述)
訪問者Cookieで識別した端末の数同じ人が複数回来ても1人だが、端末が違えば別に数えられる
コンバージョン率チェックアウトを完了したセッション ÷ セッション1回の訪問で2件注文しても1回と数えるため、注文数とは一致しない
カート追加率・チェックアウト到達率カートに商品が追加された(チェックアウトに到達した)セッション ÷ セッション購入までのどの段で離れたかを見る数字
リピーター率リピーター ÷ お客様(期間内に注文したお客様)期間の取り方で値が変わる。自社の計算方法を決めて継続して見る
売上総利益純売上高 − 売上原価商品に原価(アイテムあたりの費用)を登録していないと正しく出ない
ストア分析の主な指標と定義(Shopifyヘルプセンターの記載・2026年10月時点)

社内で「今月の売上」と言うときにどの数字を指すかは、最初に決めて揃えます。商品がいくら売れたかを見るなら純売上高、お客様から受け取った総額や税・送料まで含めた資金の動きを見るなら販売合計です。総売上高はセールの割引率や返品の多さを見るときの比較の基準として使います。リピーター率の計算の考え方と、12か月で自社の数字を出す手順はECのリピート率の平均と上げ方|計算方法と最初にやる施策の順番に書いています。

売上を3つに分けて読む|セッション×コンバージョン率×平均注文金額

純売上高だけを見ていると、下がったときに何をすればよいかが決まりません。売上を「何人来たか(セッション)」「来た人のうち何割が買ったか(コンバージョン率)」「1回の注文でいくら買ったか(平均注文金額)」の3つに分けると、どれが動いたかで開くレポートが決まります。3つの掛け算は、定義の違い(1回の訪問で複数の注文がある場合など)から純売上高とぴったりは一致しませんが、どこが動いたかの見当をつけるには十分です。

純売上高を頂点に置き、セッション×コンバージョン率×平均注文金額の3つに分けて、それぞれの問いと開くShopifyのレポート名を並べた構造図。セッション(何人来たか)には参照元別のセッション・ランディングページ別のセッション・デバイス別のセッション、コンバージョン率(来た人の何割が買ったか)にはコンバージョン率の内訳・コンバージョン率の推移・カート追加率とチェックアウト到達率、平均注文金額(1回の注文でいくら買ったか)には平均注文金額の推移・商品別の販売合計・ディスカウントコード別の販売を置き、下段に新規顧客とリピーターの比較・顧客コホート分析・リピーター率で誰が買ったかを重ね、返品が増えたら売上の取り消しも見ると記し、脚注に2026年9月21〜23日のセッション測定の更新をまたぐ比較への注意を添えている

セッションが減っていたら、集客レポートの「参照元別のセッション」でどこからの訪問が減ったかを見ます。検索、SNS、メール、広告のどれが減ったかで、打ち手は変わります。行動レポートの「ランディングページ別のセッション」では、どのページから入った訪問が減ったか、「デバイス別のセッション」ではスマートフォンとパソコンのどちらで減ったかが分かります。

コンバージョン率が下がっていたら、行動レポートの「コンバージョン率の内訳」を開きます。すべてのセッション、カートに追加があったセッション、チェックアウトに到達したセッション、チェックアウトを完了したセッションが段になって表示されるので、どの段で減ったかが分かります。カート追加が減ったなら商品ページや在庫切れ、チェックアウト到達後に減ったなら送料や支払い方法の表示を疑います。

平均注文金額が下がっていたら、販売レポートの「平均注文金額の推移」で下がり始めた日を見て、「商品別の販売合計」で売れ筋の入れ替わりを、「ディスカウントコード別の販売」で割引の使われ方を確認します。単価の低い商品が急に売れた、送料無料の条件を変えた、といった理由が見つかることが多い数字です。

3つとも動いていないのに売上が下がっている場合は、売上の取り消し(返品・キャンセル)が増えていないかを販売レポートで見ます。そのうえで、顧客レポートの「新規顧客とリピーターの比較」で、減ったのが新規のお客様か、リピーターかを重ねると、集客と既存顧客のどちらに手を打つかが決まります。

使えるレポートの種類と、プランで変わる範囲

「ストア分析」>「レポート」には、Shopifyが用意したデフォルトのレポートが、集客、行動、顧客、財務、不正注文、在庫、マーケティング、注文、利益、小売販売、販売のカテゴリに分かれて並んでいます。リストを「作成者」で絞り込み「Shopify」を選ぶと、デフォルトのレポートに絞って表示できます。週次で開くことが多いものを、カテゴリごとにまとめました。

カテゴリ主なレポート答えてくれる問い
販売期間別の販売合計、商品別の販売合計、販売チャネル別の売上、ディスカウントコード別の販売、平均注文金額の推移何が、どのチャネルで、いくら売れたか
集客参照元別のセッション、ロケーション別のセッション、セッションの時系列変化、訪問者の時系列変化どこから何人来たか
行動コンバージョン率の内訳、コンバージョン率の推移、ランディングページ別のセッション、デバイス別のセッション、結果のなかった検索来た人がどこで離れたか、何を探して見つからなかったか
顧客新規顧客とリピーターの比較、顧客コホート分析、RFM顧客分析、予測される購入額の階層誰が買い、その後も買い続けているか
マーケティングマーケティングチャネル別のパフォーマンス、マーケティングキャンペーン別のパフォーマンス、アトリビューションモデル別のコンバージョンどのチャネルや施策が売上につながったか
注文注文の時系列、発送と配達のパフォーマンス、同時に購入されたアイテム出荷が滞っていないか、何が同時に買われるか
在庫月末の在庫スナップショット、商品別の販売率、ABC分析在庫が売れているか、残りすぎていないか
利益商品別の粗利益、注文別の利益率どの商品・注文で利益が出ているか
財務財務サマリー、販売合計の内訳、税レポート経理や入金と照らすための数字
カテゴリ別の主なデフォルトレポート(Shopifyヘルプセンターの名称・2026年10月時点)

プランによる違いは、2026年10月時点では小さくなっています。Shopifyの料金ページの比較表では、「200種類以上のリアルタイムレポートとカスタム分析」がBasic、Grow、Advanced、Plusのすべてのプランに含まれる項目として載っています。ヘルプセンターにも、デフォルトレポートに絞り込みや編集を加えた内容は、プランに関係なくカスタムのデータ探索として保存できると書かれています。

一方で、プランによって見え方が変わる部分も残っています。複数のストアをまとめて見る「組織のストア分析」は、Shopify Plusを利用しているストアと組織に限られます。販売レポートの一部の列(スクリプトによるディスカウントの列など)はShopify Plusでのみ表示されます。また、料金ページの比較表ではスタッフアカウントの追加がBasicに含まれておらず、Growは5、Advancedは15、Plusは無制限です。社内の複数人で同じレポートを見たい場合は、プランを選ぶ段階でこの数も確認します。複数ストアや店舗のデータをまとめて見る方法はShopify×BIの多店舗データ統合|売上・在庫・顧客を1枚にが参考になります。

数字が合わない理由|GA4・広告媒体・注文エクスポート・入金との違い

Shopifyのストア分析の数字は、GA4、広告媒体の管理画面、注文のエクスポート、銀行への入金額のどれとも、たいてい少しずつずれます。ヘルプセンターには「ストア分析の不一致」という項目があり、ずれる理由が並んでいます。主なものを、比べる相手ごとにまとめました。

比べる相手ずれる主な理由確認のしかた
GA4セッションの定義の違い、JavaScriptやCookieを許可しない訪問者、ブラウザの拡張機能による計測の遮断、レポートのタイムゾーンの違い、Cookieバナーで同意しない訪問者件数を合わせにいかず、注文数と売上が同じ向きに動いているかを見る
広告媒体の管理画面セッションのレポートではコンバージョンをラストクリックで数えるため、広告から来ていったん離れ、後日直接訪問して買った注文は「ダイレクト」になる(マーケティングレポートの既定は直接アクセスを除くラストクリック)。媒体側は独自の計測で数える注文の「コンバージョンの詳細」で両方のセッションを見る。マーケティングレポートでアトリビューションモデルを切り替えて比べる
注文のエクスポート販売レポートはお客様との間で動いた取引を、エクスポートは各注文の現在の合計を表す。テスト注文はエクスポートにだけ含まれ、商品を伴わない金額だけの返金は販売レポートに出ない同じ期間・同じ条件でも一致しないものとして、用途に応じてどちらを使うかを決める
決済・入金販売の財務レポートは注文日、決済の財務レポートは支払いの日で数える。5月の注文が6月に支払われれば月がずれる。入金には手数料や入金のタイミングも関わる財務サマリーの決済データと、Shopifyペイメントを使っている場合はShopifyペイメントのアクティビティレポートで照らす
過去の自社の数字削除した注文・お客様・商品のデータはレポートから消える。セッションの測定方法やチャネルの分類が更新されることがある更新日をまたぐ比較では、更新後の数字を新しい基準にする
Shopifyのストア分析と数字がずれる相手と理由(Shopifyヘルプセンターの記載をもとに作成・2026年10月時点)

2026年秋には、比較に影響する更新が2つありました。1つは、2026年9月21日から23日にかけて行われたセッション測定の更新です。識別されたボットのセッションがセッション関連のレポートから既定で除外され、協定世界時(UTC)の深夜0時でセッションが切れなくなり、カートのリンクからチェックアウトに直接進むような、ページビューのないセッションも数えられるようになりました。ヘルプセンターは、この更新で注文、売上、お客様の数は変わらず、セッション、コンバージョン率、カート追加率、チェックアウト到達率、直帰率などが変わる可能性があると説明しています。

もう1つは、2026年10月18日に行われた参照元のチャネル、参照元メディア、トラフィックのタイプの値の更新です。この日を含む期間では、同じ種類の訪問が別の名前で並ぶことがあります(ヘルプセンターではTwitterの行がXの行になる例が挙げられています)。どちらの場合も、更新の前後でセッションやコンバージョン率が上下しても、売上と注文数が変わっていなければ、店の状態ではなく数え方が変わったと読みます。

レポートが見れない・数字が出ないときの確認点

「スタッフの画面にストア分析が出てこない」「利益のレポートが空になる」といった状態の多くは、権限や設定で説明がつきます。ヘルプセンターの記載から、確認する順に並べます。

  • スタッフの権限:ストア分析の権限には「レポート」と「ダッシュボード」がある。「レポート」はレポートの表示と作成、「ダッシュボード」は概要ページとライブビューの閲覧を許可する。「レポート」の権限では、見せるレポートを個別に指定することはできない
  • スタッフアカウントの数:料金ページの比較表では、スタッフアカウントの追加はBasicに含まれていない。社外の制作会社や支援会社にはコラボレーターアカウントで権限を渡す方法がある
  • 複数ストアの集計:組織のストア分析はShopify Plusに限られ、さらに「組織」>「すべてのライブストアの販売と注文を表示する」権限を持つ役割が必要
  • 販売チャネル:オンラインストアのチャネルを使っていない場合、オンラインストアのセッションに関する指標は表示されない
  • 原価の登録:利益レポートや売上総利益は、商品にアイテムあたりの費用を登録した販売だけが対象になる。財務サマリーの粗利益の内訳で「費用が記録されていない純売上高」が大きければ、登録漏れがある
  • データ量の条件:インサイトは過去6か月で週平均10件以上の注文が必要。顧客コホート分析の予測は、24か月分のデータがないと切り替えが表示されない
  • 数字の横のアイコン:データの遅延、中断、指標の定義の変更があったときに表示される。アイコンに触れると内容が読めるので、そのデータで判断する前に確認する

制作会社や運用支援の会社に分析を見てもらう場合、どこまでの権限を渡すかは、ストア分析だけでなく注文や顧客の情報とのつながりで決まります。渡す範囲の決め方はShopifyコラボレーターアカウントの権限|制作会社に渡す範囲にまとめています。

少人数チームの週1回の読み方|15分で確認する5つの数字

毎日すべての数字を見る必要はありません。少人数のチームなら、週の初めに15分、同じ順で同じ数字を見て、動いたものに絞って掘り下げるほうが続きます。概要ダッシュボードの日付を「先週」、比較を「前の期間」にして、次の表の順に見ます。季節の影響が大きい商材なら、比較を「前年」にした見方も月に1回加えます。

見る数字見るポイント動いていたら開くレポート
純売上高と注文数前週比の向きと幅。セールや配信の有無と照らす期間別の販売合計(売上の取り消しも確認)
セッション前週比。どの流入が増減したか参照元別のセッション、ランディングページ別のセッション
コンバージョン率前週比。カート追加率・チェックアウト到達率もあわせて見るコンバージョン率の内訳、デバイス別のセッション
平均注文金額前週比。割引や送料条件の変更と照らす平均注文金額の推移、商品別の販売合計、ディスカウントコード別の販売
新規のお客様とリピーターどちらが増減したか。月1回はコホートも見る新規顧客とリピーターの比較、顧客コホート分析
週1回の確認表(概要ダッシュボードで見て、動いていたらレポートを開く)

見終わったら、気づいたことを1行と、その週に打つ手を1つ決めます。セールの開始、メールの配信、テーマの変更、価格の改定といった出来事は、レポートの「注釈」に記録できます。時間を軸にしたレポートのグラフ上に印が付くため、数週間後に数字が動いた理由をさかのぼるときに、チャットや記憶を探さずに済みます。商品の公開、テーマの公開、アプリのインストールなど、Shopifyが自動で付ける注釈もあります。

見る数字を増やしたくなったら、まず「この数字が動いたら何を決めるか」を言えるものだけを足します。決める内容と結びつかない数字を並べても、毎週の確認が長くなるだけです。会議で使う画面を設計する考え方は中小企業の経営ダッシュボードの作り方|作る前に決める3つのことが参考になります。

まとめ|概要で動きを見て、動いた1つをレポートで掘る

Shopifyのストア分析は、概要ダッシュボードで純売上高、セッション、コンバージョン率、平均注文金額の動きを見て、動いた数字に対応するレポートを1つ開く、という読み方にすると迷いません。各指標の定義は計算式で決まっており、GA4、広告媒体、注文のエクスポート、入金とは数え方が違うためずれます。レポートが見れないときは権限、プラン、販売チャネル、原価の登録の順に確認し、2026年9月のセッション測定の更新をまたぐ比較は、更新後を新しい基準として読みます。

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よくある質問

Q. Shopifyのストア分析はどのプランでも見られますか?
A. 見られます。2026年10月時点のShopifyの料金ページでは、200種類以上のリアルタイムレポートとカスタム分析がBasic、Grow、Advanced、Plusのすべてのプランに含まれています。ただし、複数のストアをまとめて見る組織のストア分析はShopify Plusに限られ、スタッフアカウントの追加はBasicには含まれていません。
Q. スタッフの管理画面にストア分析やレポートが表示されないのはなぜですか?
A. そのスタッフにストア分析の権限が付いていないことが考えられます。ストア分析の権限には、レポートの表示と作成を許可する「レポート」と、概要ページとライブビューの閲覧を許可する「ダッシュボード」があります。ストアのオーナーか管理権限を持つ人が、ユーザーの権限設定で付与します。
Q. ShopifyとGA4でセッション数やコンバージョン率が合わないのはなぜですか?
A. セッションの定義、CookieやJavaScriptを許可しない訪問者、ブラウザの拡張機能による計測の遮断、タイムゾーンの違いなど、数え方が違うためです。件数を一致させることは目指さず、注文数と売上がどちらでも同じ向きに動いているかを見ます。購入の記録はShopifyの注文を基準にします。
Q. 2026年9月下旬からセッション数やコンバージョン率が急に変わりました。売上に問題がありますか?
A. 2026年9月21日から23日にかけて、Shopify Analyticsのセッション測定が更新されました。ボットのセッションの除外やセッションの区切り方の変更により、セッションとコンバージョン率が上下することがあります。注文数、売上、お客様の数はこの更新の影響を受けないため、それらが変わっていなければ、数え方の変更と読みます。
Q. 総売上高、純売上高、販売合計はどれを売上として見ればよいですか?
A. 商品がいくら売れたかを見るなら、ディスカウントと売上の取り消しを差し引いた純売上高が基本です。税や送料、手数料まで含めてお客様が支払った総額を見るなら販売合計を使います。社内でどちらを「売上」と呼ぶかを決め、週次の確認では同じ数字を使い続けます。

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